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あまり聞き慣れない言葉ですが、
マドルスルー(muddle through)という言葉をご存知でしょうか。
ブレークスルー(break through)の反対語です。

 

ブレークスルーとは、正しい方向に正しく努力した結果、目的を達成した状態を言います。
目標を定め、緻密な計画を立て、遂行し、達成した場合などです。
 
ではマドルスルーは、どういう意味でしょう。
マドルスルーとは、「泥の中、手探り状態で出口を探し求めて進んで行く」方向さえ分からない状態の中でもがいているうちに、何とか突破する事を言います。

日本の社会や組織では、常に問題が出ない程度の及第点を取り続ける事が求められます。

もちろんビジネスですから、結果を出す事は大事です。

しかし目の前にチャンスがあっても失敗を恐れ、頭で考えるだけでチャレンジをしない、出来ないような人も多くいます。
それでは新たなクリエイティビティは生まれません。

失敗や壁にぶつかっても、動きながら考え、考えながら動いていける力。
不器用でも行動することが大事ではないでしょうか。
物事すべて上手く出来る人は、そう多くありません。

困難な状況に置かれたときほど、思い悩み、後悔してしまうのが人間です。そこで普通は諦め、行動は止まってしまいます。

そんな時こそ足を止めずに前に進み、アクションを起こし続けるかどうかが、新しい物を創造出来る人、出来ない人の差だと感じます。

時には1人では立ち向かえない事もたくさんあります。
ですから一緒に仕事をする仲間やチームの存在はとても大切です。
1人1人の力は限られていますが、自分だけで全てを抱えず、謙虚に助けを求める事が出来れば、可能性は大きく広がっていきます。

Muddle Through

小さな事でも行動すれば次の現実です。
諦めずに泥の中で葛藤し、もがきながらも次の未来を切り開く。
格好は悪いかもしれませんが、それが私たちのパンダの姿勢、そして企業理念です。

株式会社パンダ

​代表取締役 吉田幸弘

Corporate Philosophy

企業理念
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